アナログ出力調整モードでは、変換器の出力レベルをマルチメーターでテストし、必要に応じて出力レベル(2点調整)を調整できます。
注:アナログ出力を通常の操作モードに戻すには、テスト後に必ず調整モードをオフにしてください。通常の計測データ出力は調整モードでは使用できません。
このチャネルのアナログ出力レベルをテストして調整するには、以下の手順に従います。
- 変換器の基板にあるアナログ出力1のネジ端子にマルチメーターを接続します。
[調整モードオン/オフ]を選択して調整モードを有効にします。
[出力最低点]ボタンを使用して、最低点出力テストを開始します。アナログチャネルは最低点テスト出力の送信を開始します。
出力レベルグラフから出力レベルと安定化を確認できます。
- 最低点テスト出力が安定したら、マルチメーターの読み取り値を確認します。マルチメーターの読み取り値を[測定値、最低点]フィールドに入力します。
- [出力最高点]ボタンを使用して、最高点出力テストを開始します。アナログチャネルは最高点テスト出力の送信を開始します。
- 最高点テスト出力が安定したら、マルチメーターの読み取り値を確認します。マルチメーターの読み取り値を[測定値、最高点]フィールドに入力します。
[調整の有効化]を選択して、出力レベルの修正値を保存します。
修正値は[最低点オフセット]フィールドおよび[最高点オフセット]フィールドに表示されます。
- 変換器の出力レベルが正確であることを確認するには、最低点と最高点の出力テストを繰り返し、マルチメーターの読み取り値がテスト出力と一致することを確認します。
- 調整日と調整に関する情報を[校正日]フィールドおよび[校正テキスト]フィールドに入力できます。
- [調整モードオン/オフ]を選択して調整モードを無効にし、[閉じる]を選択して校正モードを終了します。